基本理念
この基本理念は、私たちが働く上での精神的な支えであり、行動する上での基準となるもので、清和会の施設を利用していただく全ての方に接する上で、私たちがもっとも大切にしていることです。
その方に合った、その方だけの看護・介護計画(ケアプラン)・服薬指導・栄養指導などの医療・福祉活動。
これを行っていくことこそが個人の尊重につながると考えています。
基本方針
- 全ての職種において、基本理念の理解と実践に情熱を持って取り組み、患者さまへの質の高い医療サービスの提供、職員の職場環境の向上を目指します。
- 地域の皆さまが安心して過ごしていただけるよう、日々の研鑽に励み技術と知識の習得に努め、信頼される病院作りを目指します。
- 患者様が最適な医療を継続して受けられるよう、地域の保健・医療・福祉機関との密接な連携を図り、円滑な医療サービスの提供を目指します。
- 環境に配慮しエコを心がけるとともに、災害時にもハード、ソフトの両面で医療を提供できるよう病院機能を維持します。
- 良質な医療サービスを提供するために健全なる経営活動を行い、安定した経営基盤を構築します。
院長挨拶
ホームページを開いていただき
有難うございます
当院は回復期の患者様の社会復帰を目的としたリハビリテーション病院として、2011年(平成23年)4月に開設され、地域との共生を大切に、地区の地域医療を担って参りました。また開設当初から、病院の理念「IDENTITY(個人)の尊重~For Youあなたのために」を念頭に、利用者の方々の権利と意思を尊重しつつ、安心、安全な医療・介護の提供に努めてきました。
当院は熊本市南区、国道57号線と旧浜線の交わる位置にあり、交通の利便性等さまざまな環境に恵まれた場所にあります。病床数は160床で、回復期病棟(2病棟)及び地域包括ケア病棟(1病棟)、計3個病棟で運営しています。したがって多くの回復期の患者様の受け入れが可能なことから、地域医療連携の強化に大いに貢献しております。また、地域の皆様の医療のみならず、健康維持や疾患の予防・早期発見を行うべく、健診部門も随時拡充しております。
病院開設から15年近く経過しましたが、この間に医療安全対策や感染対策など、安心、安全な医療・介護の提供に必須な多くの事柄の充実を目指してきました。そして2014年、2019年には病院機能評価の認定を取得しております。
診療科目は内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、脳神経内科、リハビリテーション科であり、それぞれ豊富な経験と高度の知識を有する専門医が、バリアフリーで連携して外来・入院診療にあたっております。また診療に際しては、患者さまを中心に医療スタッフがチームとなって、心身をケアする「チーム医療」に取り組んでいます。具体的には、医師・看護師・セラピスト・薬剤師・管理栄養士・社会福祉士など多職種が協働し、身体的回復のみならず、退院後の生活環境までを視野に入れて全人的医療を提供しております。
当院はこれからも果たすべき役割を自覚して、安心・安全を念頭に地域の皆様にお役に立てるような病院づくりを目指して参ります。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
令和7年4月
平成とうや病院 院長 米村 憲輔
職業倫理規定
- 医療に携わることの尊厳とその責任の重さを自覚し、常に品位を保ち良識ある職業人として人格・教養を高め、資質の向上に努めます。
- 医療知識の修得と技術の向上にたゆまぬ努力と研鑽を重ね、日頃から質の高い医療の提供を目指し、併せて医学の進歩と発展に尽くします。
- 患者さまの人権を最大限尊重しつつ、良心をもって平等に接し、十分な説明と同意に基づく患者さま本位の医療を実践します。
- 医療におけるあらゆる場面で細心の注意を払い、科学的根拠に基づいた安全で安心できる医療体制の確立に全力をあげて取り組みます。
- 医療の透明性を確保するため、必要な記録を適正に管理するとともに、職務上知り得た個人情報の取り扱いには厳格に対応します。
- 職種間の交流を促進し、互いに尊敬と理解のもとに良き協力関係を築き上げ、チーム医療による適切で最善の医療を実現します。
- 心の通う医療サービスの提供に努め、地域医療機関との積極的な連携により地域医療の向上を目指し、住民の信頼にこたえます。
- 医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に貢献するとともに、法規範の遵守に努めます。