今年も雛人形を飾りました。
病院内には長い入院生活の方もおられます。
季節感や生活感を感じていただけるよう、温かい環境作りの一環として今年も雛人形を飾りました。
雛飾りが大きいので営繕係りさんが毎年組み立ててくれます。
頼もしい!
雛人形の起源は大変古いそうです。
雛人形を飾り、子孫が増えたことを、皆々が喜び祝う。日本人にとって大切な行事の一つです。
これはどこだろう??? と探す。うん???
年に一度のひな飾りなので、昨年の飾りの資料を見ながら格闘しています。
お内裏様とお雛様の間に置くお花の台を左手に。右手にその台に乗せる銀の瓶の飾りを持っています。
しかし左手の台の持ち方が逆です。
あやしい・・・。
「ふたは???」とつぶやいていました。
ふたは、ありません。 上下逆です。
彼女はよく考えたあげく、逆のまま、そのまま飾ってしまったようです。
最後にみんなに「逆――――!」と突っ込まれていました。
これが正解!
とうや医療福祉グループのスタッフから寄贈されたものを大切に飾っています。
豪華な十五人フルセットの七段飾りです。私の家のコンパクトな雛人形とは違います。
内裏雛(だいりびな)
三人官女(さんにんかんじょ)
五人囃子(ごにんばやし)
随身(ずいじん、ずいしん)
仕丁(しちょう)
お雛さまは女性にとっていくつになっても永遠の憧れですので、テンションが上がります。
偶然このタイミングで外来を通った検査技師さんは、飾りに悩む私たちを見かねて立ち寄って、手に持つ刀や飾りをどこのだれの持ち物なのか?を一緒に悩んでくれました。
うーーーーん???
あーでもないこーでもないと話しながら
なんとか無事に飾ることができました。
見る方が見ると違っているところがあるかもしれません。
直しますので、こっそりと教えてください。
明かりを 点けましょ ぼんぼりに♪
3F外来、連携室の前に設置しています。
外来に来られた際には、のぞいてみてくださいね。